北海道文化財団では磯田憲一氏からの指定寄附を基に、アート選奨K基金を創設（平成27年度）。道内の芸術文化活動の中で特筆すべき活動を行い、本道の芸術文化の振興発展にとって「敬愛」すべき役割を果たしたと認められる個人・団体にアート選奨を贈呈しています。
このたび、令和３年度アート選奨の受賞者が下記のとおり決定しました。

令和３年度アート選奨
松村　隆（江さし草会代表）

略歴
1926年江差町生まれ。江差町職員、江差追分会館館長を経て、現在、江差追分会相談役、「文芸江さし草」代表、（一社）函館文化会会員。
著書：「江差追分ひと模様」「たば風に唄う」「追分人間模様」ほか多数
2021年「江差花街風土記」を文芸社から発行

※「江差さし草会」は、昭和51年（1976年）に「七曜会」として発足し、同年に文芸誌『江さし草』第1号を発行。以来、一度も休刊することなく会誌を発行している。『江さし草』は、江差町に関連した随筆・短歌・俳句・フォトエッセイ・歴史など、多彩な内容で構成されている。また、投稿だけにとどまらず、会の編集担当者が「歴まちを歩く」や「小中学生俳句展」などの企画を自ら実施し、その活動が地域へ還元されている。