2020年10月20日
このコロナ禍において、エンタテイメント業界と配信は切り離せない関係性になりました。安全を確保しながら、お客様に作品を届けるための確実な方法だからです。また、客席制限もその大きな理由の一つとなっていました。その最中、9/19から制限解除が為されました。これを受けて各団体の判断に基づく対応が為されています。安全対策を取った上で、これまでの客席に向けて。ただ、このコロナが与えた影響は、興行主・演者だけでなくお客様に対してもとても大きなものでした。まだ、隣に誰かがいる状態での観劇に不安があるお客様は多数おられます。お客様と共に作り上げるのがお芝居です。この状況を鑑みるに、これまでと同じ客席を全ての劇場でとる、という日が来るのはまだ先のことであり、削られた客席数分の収入を確保するためにも、配信という販路は今後も重要なものとなり得ます。そこで、配信公演を行うためにどのような準備が必要なのか。費用面からシステム、機材面など各要素を、DISTANCEチームの映像チーフ・制作チーフが詳しく解説する場を設けることになりました。演劇を続けていくために、配信公演のノウハウを札幌の地に届ける。
それが今企画の趣旨になります。
DISTANCE制作 高橋戦車
日程
令和2年11月18日(水)
16:30~17:00 受付
17:00~18:00 WS前編
18:00~18:15 休憩
18:15~19:15 WS中編
19:15~19:30 休憩
19:30~20:30 WS後編
会場
札幌市民交流プラザ3Fクリエイティブスタジオ(札幌市中央区北1条西1丁目)
講師
ワタナベカズキ(DISTANCE映像配信チーム チーフ)
高橋戦車 (DISTANCE 制作チーフ)
講座内容
① コロナ禍において配信公演を行う意義について
② 配信公演を実施するにあたり必要な準備について
・ 機材及びシステム
・ 費用(3パターンを提示)
・ 回線環境
③ 配信公演における注意点について
・どのプラットフォームが適切か
・少ない予算の中で、どうすれば実現可能か
④ これから公演を実施する団体に向けてのアドバイス
応募方法
メールにて下記のアドレスにお申込みください。
distance@haf.jp
メールには「DISTANCE 映像・制作ワークショップ」と明記し、
① 氏名 ②年齢 ③所属団体 ④電話番号 を記入。
(3日以内に返信メールが届かない場合は電話でご確認ください)
応募締切 令和2年11月16日(月)必着
定員 30名 ※子ども連れの参加は不可
お問合せ 公益財団法人北海道文化財団
TEL 011(272)0501(電話受付 平日9:00~17:30)
e-mail distance@haf.jp
主催:公益財団法人北海道文化財団 後援:北海道 制作協力:tatt inc.