藤田貴大作・演出『めにみえない みみにしたい』札幌公演
宣伝美術:名久井直子 宣伝イラスト:ヒグチユウコ 宣伝写真:井上佐由紀
めにみえない生き物を探しに、おんなのこは森の中へ—。
次代を担う演劇作家・藤田貴大(マームとジプシー主宰/北海道伊達出身)が初めて取り組んだ、子どもから大人まで一緒に楽しめる演劇作品『めにみえない
みみにしたい』。
大きな布を森に見立てたり、しりとりなどのゲーム要素やしゃぼん玉などを使った視覚効果など、多様な手法で子どもたちの観劇の敷居を下げる一方、少女の成長や自立、戦争というモチーフにも挑み、2018年の初演では高い評価を得ました。再演となる今回は藤田の故郷・北海道から沖縄まで全国14都市を巡り、札幌はクリエイティブスタジオでの公演が決定!めにみえない生き物を探しに一緒に出掛けましょう。
撮影:宮川舞子
▼あらすじ
おねしょに悩むおんなのこは、飼い猫のにゃあにゃあちゃんから聞いた古い言い伝えを叶えるため、夜の森へ出掛けて行きます。おかあさんも子どものころに出かけた森には、たくさんの動物たちや不思議
な生き物、妖精たちが住んでいました。森で出会った狩人に案内されて森の奥へ進むおんなのこ。
やがて辿りついた古いおうち。となりの森と戦争が始まろうとする中、おんなのこが古いおうちで見たのは……。
▼スタッフ・キャスト
作・演出:藤田貴大
音 楽:原田郁子
衣 装:suzuki takayuki
照 明:南 香織
音 響:竹内和弥
映 像:召田実子
舞台監督:須田雅子
出 演:伊野香織 川崎ゆり子 成田亜佑美 長谷川洋子
宣伝美術:名久井直子 宣伝イラスト:ヒグチユウコ 宣伝写真:井上佐由紀
▼日 時
2019年8月10日(土)〜11日(日)
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8/10(土) |
8/11(日) |
11:30 |
○ |
○ |
15:00 |
○ |
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※開場は開演の20分前 ※上演時間は約55分(予定)
▼会 場
クリエイティブスタジオ(札幌市民交流プラザ3階)
https://www.sapporo-community-plaza.jp/theater.html
▼料金(全席自由)
おとな(19歳以上)2,000円 こども(2歳以上)1,000円 ※当日券は各プラス500円
※推奨年齢4歳以上
※2歳未満の膝上鑑賞は無料(保護者1名につき、お子さま1名まで)。
※ベビーカーは会場受付でお預かりしますが、スペースに限りがこざいます。
※車椅子でご来場の方は、8/9(金)までに北海道文化財団(011-272-0501)にご連絡ください。
▼チケット発売・取扱い
【プラザメンバーズ先行発売】 6月1日(土)10:00〜
□ WEB会員限定
札幌市民交流プラザメンバーズサイト http://sapporo-cp-members.jp/
□ DM会員限定
市民交流プラザチケットセンター窓口(市民交流プラザ2階/10:00~19:00休館日を除く)
道新プレイガイド窓口 TEL0570-00-3871(道新本社1階/10:00〜18:00 日曜定休)
【一般発売】 6月8日(土)10:00〜
□ 札幌市民交流プラザメンバーズサイト http://sapporo-cp-members.jp/
□ 市民交流プラザチケットセンター(市民交流プラザ内2階)
□ 道新プレイガイド TEL0570-00-3871 http://doshin-playguide.jp
□ 北海道文化財団 TEL011-272-0501(平日9:00〜17:30)
WEB予約 http://haf.jp/ticket.php
※ご購入方法により手数料がかかる場合がございます。
▼託児サービス
「めにみえない みみにしたい」札幌公演の託児サービス(有料・予約制・定員あり)は、申込受付を終了いたしました。
▼関連企画『地図のワークショップ』
「今朝、最初に話した人は?」「会場までの道のりは?」藤田貴大がワークショップ参加者へインタビューをしながら、全員でそれぞれの風景を再現していきます。最後には、再現されたシーンを藤田が構成し、みんなで小さな演劇作品を発表します。演劇未経験者大歓迎!
日時:2019年8月9日(金)13:00〜16:00
会場:SCARTSコート(札幌市民交流プラザ1階)
講師:藤田貴大ほか
対象:道内在住の小学生
定員:15名(応募多数の場合は抽選)
料金:無料
申込方法:7月26日(金)までに、@氏名(フリガナ) A学校名 B学年 C自宅住所 D保護者と連絡のつく電話番号 をご記入の上、メールまたはお電話にてお申し込みください。
北海道文化財団 メールmapws@haf.jp 011-272-0501(平日9:00〜17:30)
▼お問い合わせ
公益財団法人北海道文化財団 011-272-0501(平日9:00〜17:30)
札幌市民交流プラザ劇場事業課 011-271-1950(平日9:00〜17:00 休館日を除く)
主 催:公益財団法人北海道文化財団 札幌文化芸術劇場hitaru(札幌市芸術文化財団)
企画制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 合同会社マームとジプシー
助 成:一般社団法人全国モーターボート競走施行者協議会
一般財団法人地域創造 公共ホール演劇ネットワーク事業
文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会
後 援:北海道
※公共ホール演劇ネットワーク事業は、地方自治体が開催するモーターボート競走の収益金を活用して実施しています。
《プロフィール》
藤田貴大(ふじた・たかひろ)
1985年生まれ。マームとジプシー主宰、劇作家、演出家。2007年にマームとジプシーを旗揚げ。象徴するシーンのリフレインを別の角度から見せる映画的手法が特徴。2011年に三連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞。『cocoon』(今日マチ子原作)の再演(2015)で第23回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。2018年11月『書を捨てよ町へ出よう』(寺山修司作)で「フェスティバル・ドートンヌ・ア・パリ」に招聘され、パリにて上演。今もっとも注目を集める若手演劇人のひとり。
原田郁子(はらだ・いくこ)
福岡生まれ。1995年にスリーピースバンド「クラムボン」を結成。歌と鍵盤を担当。バンド活動と並行して、さまざまなミュージシャンと共演、共作、ソロ活動も精力的に行っており、『ピアノ』(04年)、『気配と余韻』『ケモノと魔法』『銀河』(ともに08年)のソロアルバムを発表。2010年、吉祥寺のイベントスペース&カフェ『キチム』の立ち上げに携わる。近年はクラムボンが、自主レーベル"トロピカル"からミニアルバム『モメント e.p.』を3作発表しており、流通を介さない独自の販売方法で新たな動きを見せている。マームとジプシー、藤田貴大とは、2013年初演、2015年再演の舞台『cocoon』、昨年初演の『めにみえない
みみにしたい』の音楽担当で共作している。
suzuki takayuki
大学在学中に開いた展示会をきっかけに映画、ダンス、ミュージシャンなどの衣裳を手掛けるようになる。2002年秋冬から自身のブランド「suzuki takayuki」を設立し、東京コレクションへ参加。近年では、インドネシアなどアセアン諸国への展開を開始している。様々な企業とのコラボレーションや、アーティストへの衣装提供、芸術分野での衣装製作なども多数手がけ、その他、現代サーカスグループの「仕立て屋のサーカス」を立ち上げ、国内外で多数の公演を行うなど、ファッション分野に限らず幅広い活動を行っている。