人づくり一本木基金 海外研修支援事業
2019年度 研修生の募集について ≪通年募集≫
公益財団法人北海道文化財団では、長原實氏並びにスチウレ・エング氏からのご寄附をもとに「長原 實 スチウレ・エング 人づくり基金(愛称:人づくり一本木基金)」を創設し、「工芸美術及びものづくり等の分野」における、次代を担う人材の育成と創造活動の振興発展のため、道内在住、又は道内出身者を対象とした、『奨学援助(奨学金給付)』、『海外研修支援(助成金支給)』、『顕彰(ものづくり一本木選奨の贈呈)』、『セミナー等の開催』の4つの事業を、平成27年度からスタートさせました。
2019年度 海外研修支援事業 募集要項
この事業は、工芸美術及びものづくり等の分野において、将来の活躍が期待される道内在住、又は道内出身者が海外において研修を受けるもので、その期間が概ね6カ月以上1年以内のものに対して助成金を支給し、支援します。
事業の対象「工芸美術やものづくり等の分野」について |
分野及び例示 ○ 道内における地域の産業・社会を支える、ものづくりや技能 例示:地域密着型の工芸、鋳造、デザイン、(北方型)建築 など ○ 道内における文化芸術活動を支える、ものづくりや技能 例示:楽器製作やメンテナンス、舞台美術や大・小道具製作、保存・修復の技能 など ○ 消費社会に溢れるものとは異なる、ものづくりや技能 例示:修理(リペア)技能、再加工技能、手づくりやハンドメイド技能 など ○ 各業種を支える、ものづくりや技能 例示:技能士資格のある職種(鋳造、家具製作、建具製作、陶磁器製造) など |
□ 研修内容と期間
「趣旨」に記載する要件を踏まえ、次に該当する内容とします。
(注:1年を超える研修の場合、お問い合わせください。)
(1)長期(継続して6カ月以上1年以内)
特定された研修の受入先(大学、養成所、施設等)、又は個人指導者等の受入の保証があり、その期間が継続して6カ月以上1年以内の研修
(2)短期(延べ6カ月程度)
将来、特定の研修の受入先(大学、養成所、施設等)への入学、入所を計画し、短期間の研修を複数回行うもので、個人指導者等の受入の保証がある研修
□ 研修の開始時期2019年度内(2020年3月31日まで)に、研修を開始(国内を出発、ないしは滞在先の現地で研修を開始)するものを対象とします。
(注:既に海外に滞在、研修されている方も対象とします。 詳細はお問い合わせ下さい。)
□ 応募資格
次に掲げる要件の全てを満たす者とします。
(1) 将来の活躍が期待される道内在住、又は道内出身の者
(2) 研修終了後、道内において活動する意欲のある者
(3) 研修の受入先(大学、養成所、施設等)、又は個人指導者等の受入の保証がある者
(4) 海外での研修に必要な語学力を有する者、又は必要な語学力を習得する意欲のある者
(5) 研修に耐えうる健康状態である者
(6) 保護者の同意がある者(未成年者の場合のみ。)
□ 募集人数
若干名
□ 研修先
原則として1カ所(注:研修先、研修地が複数になる場合も、研修内容により可能になります。)
□ 助成額(注:返済義務のない給付方式の助成金です。)
100万円を限度に、渡航経費、滞在経費及び研修経費の一部に対して助成金を支給します。
(注:特に必要と認める場合には、200万円を限度とします。お問い合わせください。)
□ 申請の時期及び期限
・ 申請の時期 2019年度内において随時受付します。
・ 申請の最終期限 2020年3月23日(月曜日) ※消印有効
□ 応募方法
財団ホームページから、必要な提出書類の様式をダウンロードのうえ、その他の書類とともに作成し、提出期限までに北海道文化財団理事長あて郵送による提出とします。
・ 様式 別記様式1、2、3、4のとおり。
□ 提出書類(1) 研修助成申請書〔別記様式1:ダウンロード出来ます。〕
(2) 研修計画書〔別記様式2:ダウンロード出来ます。〕
(3) 研修収支予算書〔別記様式3:ダウンロード出来ます。〕
(4) 推薦書(勤務している所属先、又は師事者などから)
〔別記様式4:ダウンロード出来ます。〕
(5) 課題作文(A4サイズ、横書き、800字以内、手書き)
テーマ:「研修を活かした、ものづくりに対する将来の目標」
(6) 研修先の大学、又は施設等の受入れ承諾書〔写〕(任意の様式)
(7) 申請者が常勤的に勤務している場合は、勤務先の承認書
(8) その他参考資料
□ 提出先
公益財団法人北海道文化財団
〒060-0042 札幌市中央区大通西5丁目11 大五ビル 3F
人づくり一本木基金 海外研修支援事業 係 宛
□ 選考方法
財団内に設けた運営委員会において選考します。
(1) 書類選考
提出書類により選考を行います。
(2) 面接選考(場所:札幌市)
書類選考合格者について、必要に応じて面接により選考を行います。(面接に必要な交通費は支給します。)
〔運営委員会〕 (職、五十音順)
職・氏名 |
所属団体等 |
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委員長 |
磯 田 憲 一 |
公益財団法人北海道文化財団 理事長 |
副委員長 |
阿 部 典 英 |
北海道文化団体協議会 会長 |
委 員 |
桑 原 義 彦 |
旭川家具工業協同組合 会長 |
佐 藤 友 哉 |
札幌芸術の森美術館 館長 |
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藤 田 哲 也 |
(株)カンディハウス 代表取締役社長 |
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蓑 島 崇 |
北海道高等学校長協会 定通部会長(有朋高校校長) |
□ 結果発表(予定)
(1) 書類選考の結果発表
申請受付後に、発表の予定時期をお知らせし、結果は文書により通知します。
(2) 面接選考の結果発表(研修生採用通知)
選考終了後、文書により通知します。
□ 応募に当たっての留意事項
(1) 他の海外研修制度との併用は可能とします。
(2) 提出書類は返却しません。
電子メールやファクシミリによる受付は行いません。
(注:既に海外に滞在、研修されている方の場合はお問い合わせ下さい。)
(3) 助成金は原則として研修完了承認後の清算払としますが、必要と認める場合に、研修生の申請に基づき、研修の実施時期に合わせて概算払ができます。
(4) 提出書類の内容確認のため、財団担当者から連絡することがありますので、必ず予備、複写を保管するようにしてください。
(5) 海外研修支援事業の内容については、財団ホームページなどにおいて公開します。
なお、個人情報については、財団情報公開要綱に基づいて適切に取扱います。